石裂山(おざくさん)2009/12/07 13:20

今週は土曜日の天候が悪くて日曜日に変更し、これまで行ったことが無い栃木県南部の山へ。
石裂山は昔からの信仰の山で、修験者の修行の場でもあったとか。故に、鎖場や梯子の岩場が多い所です。初夏はアカヤシオなどのつつじが有名です。
麓の伽蘇山神社は立派な大きな杉の木に囲まれた所に鎮座しており、建物は古いものの荘厳な雰囲気のあるものです。
今回も転んだりしないように気を引き締めて登りましたが、ほぼ垂直な梯子やその何段も繋がる梯子の乗り換えは、ちょっとビビりましたね。
ばね指の私には緊張を強いられ、3点確保でゆっくり下りました。
天候は快晴で、頂上からは、雪をまとった日光の男体山を始め周辺の山々が輝いていました。

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唐松尾山は既に冬2009/12/21 14:25

 奥多摩雲取山の稜線を西に見ていくと飛龍岳の西にあるのが今回の唐松尾山。山頂からの展望は無いので無視していたが、ここへの途中に展望の良い岩山があることを知り、冬晴れの景色を期待して計画。
 それにしても寒かったですね。青梅街道途中の柳沢峠にあった温度計は-14℃と表示。これでは、2000m以上ある唐松尾山は-20℃以下かなと気後れする。
 三の瀬の民宿みはらしの駐車場に車を置いて出発。林道を行くうちに霜柱から雪道に変わり、尾根に出る前から雪の量も増えて、吹き溜まりは30cm近くある。やはりもう冬山なのだ。
 御殿岩への分岐からアイゼンを付けたが、先はクマ笹の急斜面で雪道であり、アイゼンが無ければとても登れない。岩場にも雪が付いているので慎重に登る。オ~! 期待通りの360度の展望が待っていてくれた。しかも風は無く太陽がまぶしく温かい。最高の祝福を受けた感じ。天候を見て、行く場所を決める登山、これが冬山の楽しみ方でしょう。来週も晴れますように。
 さて、下山して帰り仕度をしていたら、民宿のおばさんがコーヒーをどうぞう言うのでテーブルに着いたら、鹿肉を食べないかと出してくれた。ごぼうと一緒に煮込んだ鹿肉で柔らかくて美味しかった。お茶を飲みながら山暮らしのいろいろな話を聞かせてくれた。感謝。

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大室山2009/12/29 09:26

 この山は自宅からみると富士山の前に見え、富士山に抱えられているように良く見える。
 山頂からの展望は無いのだが、途中の尾根上からは富士山が裾野まで良く見える。
 今年最後の山行となりそうだが、陽だまりは温かく、ゆっくりした山行を楽しめた。下山する頃には曇ってきたが、まあ、天候に恵まれた。
最後の山行なのに、カメラを忘れた。う~ん! と、言うことで携帯カメラで記録することになってしまった。
 来年も歳相応の、また、たまには多少の無理をしながら、登山を楽しめるように祈ろう。
 良い年を迎えるように、これから大掃除です。

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