富士山と白山風露

６月４日（土）
　川田君とは久しぶりの登山で今回は三門君も一緒。
もう行くところが無いなと言っていたら、三門君から鶏冠山の提案があり、先週は悪天候で延期となり、今週は梅雨の晴れ間に恵まれて決行。
　一昨日の雨で東沢の渡渉が出来なければ西沢渓谷のハイキングなどと言って期待（増水で西沢渓谷巡りを）して行ったら、問題なく渡渉出来てしまった。頑張って行く他ない。
　久しぶりの山なのに、最初からの急登の連続で、私は３ピッチ目からは、足が攣りそうになって、しばしば休憩しながらの登山。三門君から塗り薬をもらって、両足にこすりつけて、なんとか鶏冠山の山頂へ。
この一帯は、石楠花の群落で、登山口近くはもう花も散っているのに、途中はまさに満開できれい、そして山頂近くはまだ紅い蕾である。ちょうど良い時期に登山出来たのは、まことに喜ばしい限りで、三門君に感謝。
　ゆっくり休みながらの昼食後、これまでの岩登りの険しさに、ここを降りるのはかなり危険と意見が一致して、木賊山を経由して、戸渡り尾根を下山コースとすることになった。
しかし、ここからが長かった！！　石楠花のトンネルは確かに素晴しいのだが、それどころではなく、石楠花の枝をかき分けかき分け、倒木を乗り越え、かつ、潜り抜け、そして濡れた倒木に足を取られて転びながらの行軍が続いた。
　甲武信岳につながる木賊山にやっとの思いで辿り着き、コーヒーを飲んで水分補給。ここから、西沢渓谷入り口の駐車場までは３時間以上とあって、覚悟を決めて下山にかかる。そろそろ暗くなる頃にやっと下山口へ。
　このブログを作成している３日目でも、まだ、両足の筋肉痛で歩くのが辛い。やはり、毎日の鍛錬が無いとダメ。年のせいにはしたくない。

保田の写真は次をクリック
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