横岳に届かず2015/05/05 20:38



5月1日 快晴

 遠藤さんから、杣添尾根から横岳へ登るお誘いを頂き、行ってきた。
今回は遠藤さんの車で5時に出発。7時半頃には駐車場へ着くが、他に車は無し。そして帰る時にも他車は無し。

 杣添地区の別荘地を抜けて登山口へ。そして、2000mを超えると登山道に雪が現れ始め、そのうちに夏道も分からないほどの雪の樹林帯 へ入り、そして稜線上のハイマツと股まで落ちる雪との格闘となった。
 やっと、横岳の展望台へ着く。横岳へはもう一息だが空腹で、計画をずらして昼食に。
 全天快晴。紺碧の空をバックに八ヶ岳の岩と雪の雄々しい姿に圧倒され、その美しさに憧れが湧いてくる。
この景色を愛でながらのトン汁とおにぎりの食事、そしてコーヒーと一服は何ものにも勝る至福の時である。
 そして、横岳を目指すことにして、ザックをデポし、空身で出発。しかし、トレースも途切れ途切れの中、ハイマツと残雪との戦いは体力と時間を要した。
足は股まで雪を踏み抜き、ストックも手掛かりなく全部埋まり、これから抜け出るのに、もがいてしまう。夏ならば、1時間強で横岳に着くはずが、40分以上頑張っても1/3位しか進んでいない。
 遠藤さんと相談して、今回はここまでとして、記念写真を撮って、下山することにした。雪の樹林帯の中もトレースは散らばり気味で、夏道より北側にずれたりしながらも、無事に登山口まで降りれた。
 前回の3月中旬の登山から、1か月半も山に行っていないと、体力はかなり低下してると痛感した。 そしてピークは踏めなかった山行であったが、楽しい思い出となりそう。それにしても疲れた・・・・。
 

コース地図は次の通り。





写真は次をクリックください





奥裾花の水芭蕉2015/05/28 13:32

5月26日、27日

 兄夫婦と妹と一緒に、奥裾花の水芭蕉を見に行きました。
 いつものように天気予報を見ながら日程を決めての旅行です。予報通りの天気に恵まれての楽しい旅行となりました。

5月26日 晴れ
 朝6時に日野を出て、長野ICから406国道を経て、10時過ぎには鬼無里村へ入り、鬼無里・旅の宿(?)で、信州蕎麦の昼食をとりました。
 奥裾花の観光センターの駐車場からは、シャトルバスにて、入り口まで行き、そこからは遊歩道を行きますが、途中で、戸隠山塊が一望できるところがあり、その雄大な姿に感嘆。
 そして、奥裾花自然園の湿原を巡りながらの、爽やかな水芭蕉とご対面。
少し時期が遅れたようですが、湿原に一面に咲く水芭蕉の群落は見事でした。







 今池湿原を一周し、こうみ平湿原の入り口でコーヒータイムを取り、一休み。
周りには残雪がありましたが、天気が良いので、ブナ林のさわやかな風の中で、楽しいひと時を過ごせました。
 こうみ平湿原のコースは水芭蕉の傍を歩くところが少なくて、今池湿原のコースの方が、近くに水芭蕉を見れて、良かったように思います。
 そして、鬼無里にある宿に移動。ここは昔は鬼無里村の公営の宿。日帰り温泉と併設されている。温泉は硫黄冷鉱泉・弱アルカリ性。ゆっくりと温まりました。


5月27日 晴れ
 朝風呂に入って、充実した朝食でお腹は一杯。8時半には宿を出て、白馬方面へ移動する。
 途中の白沢峠のトンネルを抜けると北アルプスが忽然と目に入ってくる。
鹿島槍から五龍、唐松、白馬などの残雪を戴く山々が、晴天の青空を背景に輝いて迎えてくれた。確かにここは北アルプスの絶景ポイントである。





 続いて、白馬大橋へ移動。白馬の大雪渓から流れてくる松川の流れの先に、大きな白馬3山が目の前に迫ってくる。やはり、ここも絶景ポイントである。





 
 そして、北アルプスの展望を楽しみながら、大町の道の駅に寄って帰途に就く。
中央道は、春の集中工事で高井戸IC~上野原IC 上下線は渋滞とのことであるが、
八王子には14時前に着き、ここまではさほどの影響はなかった。

 今回は、前期高齢者??を過ぎたメンバーでの、ゆっくりした旅でしたが、
何より、晴天の青空のもとで、気持ち良い風と一緒に、仲良く、ワイワイと充実した
旅を楽しんできました。
 また、行きましょうかね。