花の入笠山 ― 2016/07/02 12:45
7月1日 快晴
先週、遠藤さんから、入笠山の花の話を聞いていたので、梅雨の晴れ間を待って、
我々も行ってきました。
6時すぎに家を出て、2時間ほどでパノラマスキー場の駐車場に着いた。数台の車が来ていた。早速、支度をしてゴンドラに乗る。
登山口には、 「ニッコウキスゲ」がお出迎え。その先に「釜無ホテイアツモリソウ」が1株だけ咲いていた。
そして、入笠湿原へ。快晴の青空の下の白樺の木が光る。スズランの花が終わった湿原には「アヤメ」が多いが、その先のお花畑には、 「シモツケ」や「ヒヨドリバナ」なども多く、草の緑に色を添えている。
あちこちに咲いている キバナノヤマオダマキ
登山道の脇に クリンソウ のピンクがかわいい
湿原には、 アヤメ の群落があちこちに
湿原上の 山彦荘の 「釜無ホテイアツモリソウ」 は、既に、しおれていました。
入笠山の登りに入ると、レンゲツツジやシロバナノヘビイチゴなども咲いていた。
ほどなく、入笠山の山頂へ。天空は快晴の青空であるが、周りの山には少し雲がかかっている。しかし、展望は良い。
八ヶ岳、南アルプス、中央アルプスの各連峰、そして北アルプスの方は、雲の間に 穂高と槍ヶ岳が遠望できた。
下山するところで、 末子が、ハクサンフーロー を見つけた。我が家のシンボルの花である。1輪だけ咲いていた。
マナスル山荘近くの駐車場わきの椅子を借りて昼食後、ゴンドラ山頂駅へ着いたら、説明付きの花がありました。
紫色がきれいな、 ベロニカブルーフォンテーン(ごまのは科)
最後に、売店の展望デッキで八ヶ岳を見ながら、ソフトクリーム(ルバール)を頂く。 久しぶりに美味かった。
そこで、監視員らしき人から聞いた話では、 「釜無ホテイアツモリソウ」は、下の畑で育てていて、それを、時折、登山口近くに移植して、皆さんに見てもらっているとのこと。改めてその場所を教わり、見に行ったら、5,6株が、きれいに咲いていました。
下山後は、 「ゆーとろん水神の湯」 に、ゆっくり浸かってから、4時半過ぎに帰宅。 山は涼しかったですが、下界は暑い・・・・。
登山とレースは下記
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志賀高原 ― 2016/07/12 17:55
7月7,8日 志賀高原 山行
参加者: 大田、堀、赤川、保田
昨年の尾瀬ヶ原山行に続き、今年もハイキングに行こうと、5月頃より計画をしていたが、皆の都合や天候により延期が続いていた。やっと、ここで実現しました。
7月7日(木) 「七夕」 うす曇り、後、晴れ
朝5時半に豊田駅を出発。9時前には「蓮池」の駐車場に着き、ちょうど見ごろの白いハスの花を愛でてから、路線バスで「ほたる温泉」へ。前山リフトで高原上から、登山開始。
早速、ニッコウキスゲがお出迎え。計画では志賀山を超えて、四十八池へ降りるコースだったが、これをパスして迂回コースへ。いろいろな花や「ヒカリゴケ」を見ながら、四十八池へ。ここで、昼食を摂り、コーヒーと一服。青空の下で何とも気持ちの良いひと時である。
時間もあったので、ここから頑張って裏志賀山へ登り、大沼を見ることに。予定より時間がかかったが、全員完登。青く光る美しい大沼を臨むことが出来た。
その後は、大沼の湖畔を経由して、一路、濁り湯が待つ宿へ。
今日のルートは下図。
宿はほたる温泉。硫黄泉の濁り湯につかり、美味しい生ビール。これだから止められませんね。
そして、宿の人に案内してもらって、「蛍の光」 を見に行きました。何十年ぶりかで、淡い光の流れに癒され、また、満点の星々を眺めてから、爆睡。
7月8日(金) 晴れ後曇り
朝食後、笠ヶ岳の登山口へ移動。峠の茶屋の脇から登山開始。ここは、かなりの急登で、名残のシャクナゲなどを見ながら、ゆっくりと登る。 山頂は360度の展望が待っていた。妙高、高妻山、そして北アルプス連峰が遠望できた。槍ヶ岳の黒い穂先が見えたのはうれしかった。
下山したら、峠の茶屋が開店したところで、早速、コーヒーを頂く。茶屋の主人から今年の雪の少ないことの様々な話を伺った。
下の山田牧場に寄って、ソフトクリームを味わってから、日帰り温泉の「滝の湯」 で、露天風呂に。
そして、一路、日野へ向かったのだが、途中に寄ったSAで給油するのを忘れて、小仏トンネルを抜ける頃に、ガソリンがほぼ無いことに気付く。ひやひやしながら、やっと八王子ICを降りて、スタンドへ。よかったー・・・
今回も天候に恵まれて、年寄りが協力し合って、楽しい山行を得たことに、全員で喜び合いました。これからも健康に留意して、いろいろと楽しみましょう。
写真は次をクリック
志賀高原 - Google フォト
奥鬼怒温泉と鬼怒沼 ― 2016/07/14 15:17
7月10-12日 天空の湿原「鬼怒沼」へ
7月上旬はまだ梅雨時ではあるが、高山植物が多くなる時期でもある。
天気予報では、奥鬼怒方面は三日間ほど天気が続きそうだと判り、家内の都合も、ちょうどこの三日間が空いていた。 今しかない!行くぞ~!
いつもながら、前日に決めて、宿の手配をする。
7月10日(日) 晴れ
朝6時頃に家を出て、10時前には、女夫渕の駐車場に着いた。ここからは、奥鬼怒温泉郷まで、2時間半ほど歩いていく。
ルートは下記。
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コースは遊歩道となっており、奥鬼怒温泉郷から降りてくる人とすれ違う。
途中で道の脇で昼食をとっている間も、釣りをする人なども挨拶して通っていく。
途中で道の脇で昼食をとっている間も、釣りをする人なども挨拶して通っていく。
「八丁の湯」まで順調にきて、時間もあったので、日帰り温泉に寄った。すべて露天風呂で透明の湯。ゆっくりとつかって、冷たいコーラで喉を潤す。
滝見の湯 上の湯舟からは滝も間近
今日の宿の 「日光澤温泉」には2時半頃に着いた。
ここは、山小屋である。しかし、かけ流しの温泉が溢れている。内湯もあるが、外の上の段には透明な温泉、下には乳白色の濁り湯がある。
客は登山者である。中には尾瀬の大清水から登って来た人もいた。山小屋であるから、夕食も早いが、朝食も6時と早い。
7月11日(月) 晴れ
朝風呂は当然パス。 朝食後、7時過ぎには鬼怒沼を目指して出発。
朝風呂は当然パス。 朝食後、7時過ぎには鬼怒沼を目指して出発。
最初の標高差400mほどの急登を過ぎれば、だんだんと緩やかになり、樹林帯から開けた草原に出る。憧れの天空の草原 「鬼怒沼」である。
ルートは下記
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ここ「鬼怒沼」は、尾瀬よりも600mほど標高が高い、日本一高い処にある湿原であると聞いた。
草原一面に白いワタスゲが迎えてくれ、キンコウカをはじめ、写真のような美しい花が咲き誇っていた。
タテヤマリンドウ
ヒメシャクナゲ ⇒ピンクの花は1cmもない小さいもの
サワラン(「あさひラン」とも呼ぶらしい)
快晴である。高い青空の中で、南側の草原の向こうに「日光白根山」が見え、反対の北西側の草原の向こうには尾瀬の「燧ケ岳」が見える。
ここに居ると、奥鬼怒の山の稜線上にあるこの高層湿原と一緒に、浮かんでいるような感じがした。まさに天空の湿原であった。
燧ケ岳
日光白根山
ゆっくりと宿のおにぎりなどの昼食を頂き、コーヒーも飲んで一服。鬼怒沼の雄大な景色と静けさを独占。
怪我などしないようにゆっくり下山して、午後2時半頃には「加仁湯」に着いた。
この宿も、自慢の源泉かけ流しの白い濁り湯である。良くポスターなどに使われている湯舟は第3露天風呂です、と紹介された。源泉は異なる泉質が5本あるとか。
部屋でお茶を飲んでから、早速、第3露天風呂へ。貸し切り状態であったが、湯が熱くて入れない。それに透明である。まだ、掃除が終わって湯を入れたばかりのようである。他の熱くない湯舟を探して、結局は内湯にて汗を流して、まずは一息。
夕食後に第3露天風呂へ行ったら、適温になっていて、しかも、白い濁り湯となっていた。夜空の星を眺めながら、ゆっくりと温まった。
ここが、第3露天風呂 雰囲気は良い
7月12日(火) 晴れ
朝風呂は、何か所も回って、いろいろな温泉を楽しんだ。
この宿の宿泊者は、女夫渕の駐車場との間の送迎バスが使える。若旦那の運転で送ってもらった。 来る時は2時間半ほどの歩きであったが、バスは20分ほど。
駐車場を出てから10分ほどの「川俣温泉」に、120℃の温泉を噴き上げると言う 「間欠泉」を見るのに立ち寄った。噴泉橋の上から下の鬼怒川渓谷を見ながら、30分ほど待って、もう帰ろうか! と、言っていたら、突然、轟音と共に熱水が噴き上がってきて、橋の上まで霧のようになって降ってきた。水滴を浴びながらカメラのシャッターを何度か押した。
宿の朝食でお腹が一杯なので、そのまま、直行。午後3時頃には帰宅。
梅雨の貴重な晴れ間に、念願の野性味あふれる源泉かけ流しの白濁露天温泉と600m以上も登った稜線上の高層湿原の可憐な花々と、周りの百名山の山々の景色を堪能できた。
来年は70歳の誕生日に、また、どこかの山に、夫婦で登れれば良いのだが・・・。
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