奥穂高と屏風の耳2017/09/08 15:57

山行記録 2017.9.3 奥穂・屏風


9月3日~7日  
夏山山行    メンバー: 山崎、遠藤、保田

 恒例の夏山山行であるが、天候が安定せずに、7月から延期をしてきて、やっと、この日程での実行であった。



概略日程
1日目 晴れ時々曇り
  八王子を6時半頃に出発し、「坂巻温泉」に車を置いて、バスで上高地に入る。昼食後に山行開始。3時間ほどで「横尾山荘」に着き、宿泊。

2日目 曇りのち晴れ
  6時前に横尾を出発して、3時間ほどで「涸沢小屋」へ。荷を軽くして、パロラマコースを経て、「屏風の耳」へ。展望を楽しんだ後に涸沢小屋へ。宿泊。

3日目 快晴
  涸沢小屋から、ザイテングラードを経て「穂高岳山荘」へ。一休みして奥穂高登頂。360度の展望を満喫。下山後に涸沢岳をピストンして、涸沢小屋へ。宿泊。

4日目 小雨
  涸沢小屋から、ひたすら歩いて上高地へ下山。タクシーで坂巻温泉へ入り、宿泊。

5日目  雨
  8時過ぎに宿を出て、昼頃には日野へ。昼食後に解散。



山行記録  (トレースはスマフォにて記録)

9月3日  晴れ時々曇り

合計時間: 2時間43分
合計距離: 11.03km
最高点の標高: 1697m
最低点の標高: 1511m
累積標高(上り): 465m
累積標高(下り): 350m





 河童橋から明神館辺りまでは、観光客も多い。徳沢までくると、ハイキング客がまだ多い。横尾はほぼ登山客のみ。
 横尾山荘は新しくなっていて、とても快適な、まさに、小屋ではなく「山荘」である。



9月4日 午前中は時々曇り、昼からは晴れ

合計時間:    9時間22分
合計距離:    15.26km
最高点の標高: 2494m
最低点の標高: 1620m
累積標高(上り): 1581m
累積標高(下り): 893m





 朝食は5時から。食べ終わるころには、食堂の窓から見える前穂岳がうっすらと色付いてきたので、急いで外に出た。しかし、どうやら、雲が多いのか、赤色は暗くて今一・・・。
 トイレに行って、出てきたら、何と!!素晴らしい「モルゲンロート」に輝いていた。 何枚か撮ったら、また、暗くなってしまった。 2,3分の輝きであった。

モルゲンロートに輝く屏風岩
モルゲンロート 屏風岩




涸沢小屋に着く




 涸沢小屋に寄って、荷物を預けて、いざ!!、屏風の頭へ
 パノラマロードを屏風のコルへ。ここは、確かに名前のようなパノラマの景色は見られるが、足場の悪い箇所が4,5ヶ所。そして、かなり急な登りが続く。
 稜線に出て、昼食をとる。横尾山荘のお弁当で 1,000円。美味かった。





屏風の耳 へのパノラマロードから、涸沢の全景




ミヤマダイモンジソウ が岩場に咲く




 「屏風の耳」 から下山して、涸沢ヒュッテのテラスで、休憩。コーヒーを沸かして、まずは、いっぷく。(^。^)y-.。o○
 ゆっくり休んでから、涸沢小屋に戻る。





9月5日  快晴

合計時間:    7時間31分
合計距離:    9.45km
最高点の標高: 3172m
最低点の標高: 2308m
累積標高(上り): 873m
累積標高(下り): 884m





涸沢カールのモルゲンロート




  50年前ごろの話しになるが、毎年、5月の連休に、一面の雪の中で、一人で涸沢カールにツェルトを張り、奥穂や北穂に登ったのを思い出す。ザイテングラードの脇を、ピッケルを握ってがむしゃらに登ったり、穂高山荘から、一気にグリセードで滑り降りたりと、楽しくもあり、また、危険な目にも遭ったりした。夜は一気に冷える。震えているだけで体力を使い、腹が減った。雪を溶かして食事をした。 など、など・・・

 今日は快晴である。6時前には出発。
 ザイテングラードを落石に注意して登り、穂高岳山荘から奥穂高を目指して岩場を登る。 昔は山荘の先からすぐに、長い梯子を登ったのだが、今は短い梯子に変わっている。
 全体的に、昔よりも安全なコースとなっている感じがする。所々はコンクリで岩を固めてある。
 ゆっくりと楽しみながら、奥穂高の頂に登りつめた。  



奥穂高山頂からの大展望




南アルプスの全景、そして、富士山


 奥穂高山頂からの展望は、これまでの経験上、最高の展望であった。 移動性高気圧の真っただ中、風もほとんど無い。空気の乾いていて、遠望が利く。

 南側の八ヶ岳連峰、富士山、隣に南アルプス連峰、そして、中央アルプス、御岳山、乗鞍に続き、下の方に焼岳と上高地の河童橋。
 さらに、手前には、笠ヶ岳から三俣蓮華、黒部五郎、大きな薬師岳、北アルプスの核心部の水晶・鷲羽、その先に、立山三山と剣。 一段と尖鋭な槍ヶ岳。その右奥には、白馬などの後ろ立山連峰。
更にその奥には、遥かに、妙高・火打・焼岳も。
 手前には、大天井、大きな常念岳と、たおやかに横たわる蝶が岳、と言う様に、まさに360度の大展望を楽しめた。


 奥穂高から下山。穂高岳山荘で昼食。
 まだ時間はたっぷりあった。 涸沢岳 をピストン。登り15分、下り10分と頑張ってみた。

 涸沢岳から見る 奥穂高と前穂高





 涸沢カールの下りは、途中からパノラマロードに迂回して、高山植物を探していたら、ナナカマドの実が赤く色づいていた。
ここは、紅葉の時期には素晴らしいところだ。



チングルマがまだ咲いていた。その脇には、すでに綿毛のチングルマもある。





ナナカマドの実は、もう大分色付いていました。多くの人が待ち望んでいる、一面の紅葉は、今月末ぐらいでしょうか。







 涸沢小屋には、コースの最後をショートカットして、テラスの下の雪田を登って行く。テラスから遠藤さんが「良いことがあるから、早く来て」と声をかけてきた。 着いたら、テラスには、あの 百名山一筆書き・グレートトラバースで有名になった「田中陽希」さんがいたのである。
 ちょっと、話してから、一緒に写真を撮らせもらった。記念になった。





9月6日  小雨

合計時間:    5時間58分
合計距離:    17.47km
最高点の標高: 2379m
最低点の標高: 1512m
累積標高(上り): 573m
累積標高(下り): 1389m





 小雨の中を傘を差してひたすら歩く。
 徳沢園で昼食に、月見うどん(800円)を食べて、明神館でコーヒーを飲んで、雨の道中を楽しめた。
 上高地でコートを脱いで着替え。 タクシーで坂巻温泉へ。
 13時頃に着いたが、快く良く迎えて頂き、早速、温泉に浸かる。あ~あ、大腿四頭筋が喜んでいる~~。 

 夕食で、無事下山を祝して乾杯。
今回の山行も、皆、それぞれが、歳?相応なペースとスタイルで、山旅を楽しむことが出来た。 大満足の夏山山行でした。







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