花の入笠山2018/06/14 15:01


山行記録    入笠山(1955m)

2018年6月13日(水)   晴れ

メンバー    鶴田、太田、渡邊、保田

 恒例となった 春の山旅 ですが、今年は入笠山へ。
 孫の世話・健康体操などで忙しい皆の都合と、天気予報で梅雨の晴れ間を狙い、13日に決行。

 7時前には八王子を出発。順調に諏訪南ICを降りて、鈴鹿ナンバーの車について、富士パノラマの駐車場へ8時半頃には無事到着。オオー!混んでるなー。
 仕度をしてゴンドラに乗り込む。乗車券には、山野草のプレゼントのおまけ付き。ソフトクリームを300円の割引券も貰った。


 今回のルートは次の通り。また、標高グラフも付けました。





 さて、
ゴンドラ山頂駅を降りて、登山口を9時過ぎに出発。早速、「釜無ホテイアツモリソウ」の実験園を見て、2年ぶりにお目にかかった。以前よりも多くの花に遭えた。アカノラ山に登ると、 「ニッコウキスゲ」「アヤメ」などが咲いていた。
 






 入笠湿原に回り込む登山道の脇には、小さな花の「マイヅルソウ」や「エンレイソウ」が目に入る。
そして、 「ササバギンラン」が咲いていた。高尾山で見た普通の「ギンラン」よりは大きい。



 入笠湿原に入ると、早速、 「スズラン」がお出迎え、その中に
「クリンソウ」も咲いていた。




 真っすぐに、山彦荘の「花壇」に向かう。 釜無ホテイアツモリソウ、クリンソウなどを見ながら、グルっと回っていくと、ありましたよ!! 。
期待していた「キバナアツモロソウ」が、ちょうど満開で、その愛らしい、誇らしげな姿で、10株以上まとまって咲いていました。
前回は、時期が遅くてお目にかかれませんでしたが、今回はラッキー。




 公衆トイレを過ぎて、入笠山への登山道わきには、多くの「クリンソウ」や、「マムシグサ」、さらに、「ミツバツチグリ」や「ウマノアシガタ」も。
 更に、かわいい形の「ツマトリソウ」が、迎えてくれます。




 そして、 「入笠山山頂」へ。

 早速、待望の 「鍋料理」です。 鶴田さんの奥様が具材の仕込みをしてくれました。 金沢の『まつやのとり野菜みそ』 です。

 まずは、特製味噌を水に溶いて、野菜などを入れて、煮込みます。




 これが煮えたら、鶏肉を入れます。




   
じっくりと煮込んで、『まつやのとり野菜みそ』の完成です。



 美味しく頂いた後、残りの汁に麺を入れて、これも完食。ごちそうさまでした。
 
 山頂は大勢の人で溢れていたが、お年寄りのグループも多い。下りはゆっくりと歩いて、 「大阿原湿原」に向かう。
しかし、ここは、湿原の老年期!?にあり、湿原は白樺などの木々で埋まっている。
 林道を帰路に就く。途中に、展望台があり、 「八ヶ岳連峰」がまさに、一望できた。雲も取れて、きれいに見渡せた。



 林道を経て、再度、入笠湿原に行く中で、「ミヤマキケマン」の花が残っていた。そして、 「ベニバナイチヤクソウ」を発見。



 再び、入笠湿原に入り、スズラン畑の中の木道階段を上がる。
 ここには、一面に咲く 「日本スズラン」が、なんともかわいい。その仄かな香りも漂っている。
また、黄色に彩られたところには、 「ウマノアシガタ」の群落があり、湿原の斜面を覆っている。







スズランの中に、 「オオアマドコロ」 が、立ち上がって咲いている。



 ゴンドラ山頂駅に着いて、さて、ソフトクリームを食べよう!!と、テラスレストランに行ったら、おば様達の長蛇の列。 諦めてそそくさと下山。
 
 近くの日帰り温泉 「水神の湯」へ。ちょうど、団体客が帰ったところらしく、ゆっくりと汗を流してから、帰路につく。ほぼ予定の時間の18時頃に八王子に着く。
  
 今年も、皆、元気で再会し、楽しい山旅を過ごすことが出来た。次回は紅葉の時期に。
 皆、これからも健康的な生活を心がけて、体力の維持に努めましょう。
ありがとうございました。