春爛漫2019/04/21 14:35


春爛漫の旅

 テレビで「フランス人がときめいた日本の美術館」で放映した「ミホ・ミュージアム」を見て、行って見たい!! と、なったので、それならば、ついでに京都の御室桜がまだ見れるかも? それではと、天気予報を見て2日後に出発。 宿も急いで手配。 いつも乍らの思い立ち旅行。


4月18日(快晴)
 朝5時に出発。10時前には ミホ・ミュージアム に着いた。10時に開館だが、既に多くの見学者が詰め掛けていた。

 テレビで放送していた時は開花前だったが、入口の門からミュージアム入口への 「枝垂れ桜」の通り抜け は、ちょうど満開を迎えていた。




そして、 これに続く トンネルからの光景は、ちょっと幻想的な色に満ちていた。 トンネルの壁が枝垂れ桜のピンク色に染まっているよう!!



 ミュージアムでは、特別展示で 国宝「曜変天目茶碗」 を見ることが出来た。 20分ほどの待ち時間であったが、その価値は十分にあった。
茶碗をぐるりと回って見て、最後は一段高いお立ち台に乗って、中を見れるようになっている。その青みかかった輝きには驚愕。
 見終わって部屋を出てきたら、すごい長蛇の列となっていた。1時間以上待つのかな。早く見れてよかった。
 レストランで人気のメニューを頂こうと思ったが長蛇の列。 隣の店でチラシ寿司を食べて、次へ。


 1時間ほどの移動で、 国宝の宇治「平等院」へ。 最近、修復工事がされて、朱色がきれいであった。 20分毎に内院の案内があるが、少しの待ち時間で入れた。 丈六の 阿弥陀 を間近に拝むことが出来た。また、隣のミュージアムでは、内院の天井にあった 天女像 をこれも間近に見ることが出来た。 内院天井から外して、こちらに展示してある。



 ミュージアムの隣の店で、 宇治の抹茶と菓子 を戴いてきた。
 宿は京都長岡のホテル。アルカリ温泉に入れる。


4月19日(晴れ)
 朝食を早々に食べて、8時半頃には、 国宝の 「仁和寺」 へ。
 御殿は9時からの開場なので、先に、お目当ての 「御室桜」 を見に行く。 満開は過ぎていて、散りはじめ、とか。

 御室桜 を一望?する「お立ち台」が作ってあるが、その台の下には、寺の住職?が、手書きをしたと言う 「令和」 に因んだ万葉集の一節が。 記念撮影する人が多い。我々も。



 御室桜も散り始めて、 白い花びらで覆われた景色もまた良い。
  (我々もそろそろ散りはじめだが、まだまだ・・・・)
  


 そして、仁和寺の中にある 宇多天皇が住まい 「御殿」 を見学。
 白書院には 「御室流 生け花」 が。




続いて、
 仁和寺の総門前からタクシーで、桜の名所?  「原谷苑」 へ。
桜が散り始めると入園料金も下がると言う事だが、定額の1500円。
 民間の桜名所とのことだが、手入れも良く、いろいろな種類の桜が、
見事な姿で咲き誇っていた。 見頃の満開である。

 写真は 緑色の桜 「御衣黄」 
 



 次は、原谷苑 のシャトルバスで、山を下りて、国宝 「金閣寺」へ。
 ここも、最近、修復されたので、その黄金色の輝きが一層増して、美しい。 それにしても外国の観光客が多い。



 そして次は、 千体の観音様がおわします 国宝の「三十三間堂」へ。
 まさに圧巻の千体仏が迎えてくれた。

 宿は、琵琶湖湖畔の雄琴温泉へ。


4月20日(快晴)
 ゆっくりと朝食後に出発。
 帰路の途中、 園原ICで降りて、阿智村 はなもも祭り を見学。
村を挙げての はなもも街道 を整備したとのことで、多くの観光客が来ていた。 駐車場に入る車で国道は渋滞。




 そして、無事に帰宅。 約千キロを踏破。
 阿智村の 名水 一番清水 を汲んできたので、それでコーヒーを一杯。

 今回も、天気予報通りに暖かい春の日の中、良い旅を過ごせた。





 

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