富士山と白山風露

３月５日（土）
　移動性高気圧がやってきました。待ちに待った今冬初のスノーシュー登山へ。今回は川田君の友人である奥住さんの紹介で、和田峠から登る「三峰山」へ３人で出かけました。
　朝５時の日野はー３℃で、和田峠に着いた時はー１１℃。しかし、風が無いので日が当たれば暖かい。川田・奥住のスキー組と保田のスノーシューで早速出発。本日は我々が一番乗りらしい。雪が隠しているもののスキーやスノーシューの跡が見える。
　それにしても気持ちの良い林道歩きである。早速、蓼科山や浅間山そして中央アルプスなどが木々の間から見える。
夏はこの林道（ビーナスライン）は車で通る人も多いが、今は全くの静寂の中。雪に覆われて、いろいろな動物の足跡が付いているのみ。
　そして、林道から稜線に出たら　＊？＊！。
まあ！、何と言うことでしょう！！目の前に、紺碧の空をバックに真っ白な雪覆われた「御嶽山」が出迎えてくれました。いや、それだけではありません、北アルプス、乗鞍、御嶽山、中央アルプス、南アルプス、八ヶ岳、浅間山から上州の山々、そして富士山まで、すべてが展望できたのです。
　それからの稜線歩きは、まさに日本山岳展望のプロムナード。日向ぼっこをしながらの展望散歩なのですよ。最後の三峰山頂への登りは少々疲れましたが、頂上からの展望は、正に、３６０度の展望で、日本中の名だたる山が見渡せました。そのまま宇宙に続く紺碧の空のもと、雪に輝く峰々、一番北の白馬三山から一番南の富士山まで。
　これほどの天気と遠望に恵まれたのは、これまでの長い山旅の中でも、まれなことで、本当に幸せなことです。
三峰山を案内してくれた奥住さん、ありがとうございました。
　また、諏訪湖の片倉館温泉で　奥住さんのステンドグラスの作品を見ながら温泉に入れたことも良かったですね。
　本当に最高の春山登山でした。山仲間にも感謝。


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