岩手の旅 ― 2018/10/18 10:22
東北の紅葉と温泉旅
10月18日ー20日 概ね晴れ
息子からの宿泊ギフト券を利用して、久々の東北の紅葉と温泉旅へ。
1日目 晴れ
自宅>栗駒山>小安峡温泉・宿
朝5時ごろに出発。東北道経由で、栗駒山の秋田・岩手県側の須川温泉登山口へ。 11時半頃に着いたが、心配していた駐車場は、まだ、満車ではなかった。
早速、支度をして出発。 観光客が足湯に浸かっている脇を通って登る。 今回は、名残ヶ原を経て、昭和湖までの散策コース。
下のほうは紅葉がきれいだが、山頂の方はもう落葉みたいである。
天気も良くて、寒くもない。 いざ、出発。
名残ヶ原 正面に栗駒山の山頂が見える。この先で昼食。
昭和湖 火山の湖で白く濁っている
下山途中の ナナカマド 赤い実が青空に映える。
栗駒山を下山後は宿へ
小安狭温泉に着いたが、まだ、時間が早いので、観光地となっている
不動滝、そして、大噴湯 へ。 ここへは、道路からは、かなり下の川床まで、ひたすら階段を下りた峡谷の中にある。 熱湯が音を立てて噴き出している。
小安峡温泉は、小さな宿が多い、湯治の温泉地である。
早速、露天風呂へ。こちらの露天風呂は、いわゆる外にある露天ではなく、立派な屋根のある外湯である。
美味しい料理と温泉をいただいた。
2日目 晴れ時々曇り
小安狭温泉>川原毛地獄>稲庭城>増田町>花巻温泉
予報では、午前中は天気が良い。 まずは、 川原毛地獄 へ向かう。
ここは、日本三大霊地(青森県の恐山、富山県の立山)の一つ であるそうな。硫黄の臭いが立ち込める。
この先には、温泉が降り注ぐ滝壺があり、観光名所であるが、往復1時間以上もかかるので、又の機会に?!
次には、 稲庭うどん で有名な地を通り、稲庭城天守 へ寄る。天守閣へは、東北一のスロープカーに乗って行く。急勾配のモノレールを赤いお城の乗り物で行くのである。
乗客は我々だけ。子供の境地で楽しんだ。
そして、次は、「錦秋湖」に行く予定でいたが、宿の観光パンフレットを見て、急遽、予定を変更して行くこととした 秋田・内蔵のある増田町 へ。
まずは、「増田の町並み案内所」の駐車場に車を留めて、蔵の駅 で、
奥にある内蔵の中で、昼食を戴いた。
ここの町並みは、通りの両側に 国登録有形文化財の家並み が続いている。 もともと城下町であるが、明治から昭和初期に商業で栄えて、内蔵を建てる程の財を成したとのこと。城下町なので、町割りは、道路側は5、6間、奥行きは55間(約100m)。 道路側はお店で、内倉は奥にあるので、通りから見かけることはなく、家人に案内してもらって、奥の方に進むと、美しい蔵や蔵座敷が現れる。
中でも、山吉肥料店の内蔵は、町で一番新しい蔵で昭和初期のもの。それはそれは、とても美しい蔵である。冠婚葬祭にのみ使われているそうである。
心に残る良いものを見せてもらった。これからも保全に努めてもらいたい。
そして、宿のある 花巻温泉へ向かう。
3日目 曇りのち晴れ
花巻温泉>西光寺達谷窟>厳美渓>自宅
朝風呂に入ってゆっくり出発。
まずは、達谷窟毘沙門天へ寄る。 ここのお寺は、まさに岩の崖に埋め込まれたように佇んでいる。
大きな毘沙門天が安置されている。外の岸壁にも如来が刻まれている。
そして、すぐ先にある 厳美渓 へ寄る。 紅葉は始まったばかりか。
名物の 団子屋があり、 川の両岸にケーブルをかけてあり、こちら側にある笊に料金を入れると、川の対岸の団子屋の人が、その笊を手繰り寄せ、団子とお茶を入れて、こちら側へ、スルスルと送ってくれる。
この団子は意外と旨かった。 中国からの観光客が喜んで注文し、団子が川を渡って届くたびに大はしゃぎをしていた。
そして、無事に帰宅。
天候にも恵まれて、楽しい 紅葉と温泉 の旅ができた。
全工程は、約1200Km.
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