稲取の雛のつるし飾り祭り2015/03/06 15:54

3月5,6日
  稲取の「雛のつるし飾りまつり」へ
    
  家内が数年前から、吊るし雛を作り始めている。月に2回の集まりで逗子まで通って、少しづつ数を増やしているが、なかなか大変なことである。

  伊豆の「稲取」が、このつるし飾りの発祥の地と聞いている。
 ここでの祭りが今月中開催されているとのことで、行ってきました。
  このところの天気は流れが速い。天気が続かない。 そんな中で、旅行の日程を決めるのは難しいが、1日間だけを狙うのは可能で、3月5日の晴天を期待して宿を予約した。

  
5日は朝からの快晴である。稲取までは、自宅から3時間程。
 まずは、 「すさのお神社の段飾り」を見に行く。参道の階段(117段)に300体以上の雛人形と吊るし飾りがならべてあり、圧巻する光景である。また、近くの祭り会場には吊るし飾りが雛壇とともに飾られている。こちらも素晴らしい。一つ一つの人形は手の込んだもので、これらを作った母親、祖母達の子供らへのまごころが感じられる。





 その後、もう一つの祭り会場へ移動。まずは昼食。この地の名物である、「金目鯛の煮つけ」や地魚の刺身などを戴いた。

  文化公園の会場には、観光客が大型バスで乗り付けて、どんどん入っていく。その合間を見て、ゆっくりと見学。こちらは、さらに多くのひな人形の段飾りとつるし飾りがあり、その数の多さに圧倒される。



 ああ、素晴らしかったねと言いながら、稲取から、河津へ。
 河津さくら を愛でる観光客で川沿いはいっぱいである。これを川の対岸から見ながら、河津七滝にあるホテルに移動。こちらも河津さくらと七滝を見る人が列をなしている。河津七滝、最上部の 釜滝 は落差も水量も一番。


 6日は曇り時々晴れ。
 天城隧道を車で通り抜けた。明治33年に完成したというが、いまだに石組みがしっかりしていて美しい。
 そして、いつもは通過していた浄蓮の滝にも行ってみた。水量が多く、滝壺を囲む岩は、 柱状節理のきれいな形を見せている。
  午後の早めに帰宅。 車の燃費は約16Km/リットルでした。