再び、尾瀬ヶ原へ2015/07/14 11:25





7月11日(土)ー12日(日)
 天候 両日ともに快晴

 久しぶりに元日野工場の友人と尾瀬ヶ原に行きました。
先月末から、天気予報を見ながら、延期、延期で来たが、この日に決めて、山小屋と旅館の手配をし、皆に連絡。
 メンバー 太田、堀、赤川、保田

【1日目】
 豊田駅に集合して、昼飯用のおにぎりなどを買って、6時前には出発。土曜日なので高速道や片品村への1本道の渋滞を心配をしたが、スムーズに駐車場へ。しかし第1駐車場は満車で、第2駐車場へ。
 シャトルバスで鳩待峠に着いて、快晴無風の最高の条件のもと、高齢者4人の山行を開始。
 山の鼻に着いて、時間もあったので、一周30分の自然散策コースを巡る。山ツツジやニッコウキスゲ、アヤメ、カキツバタなどを愛でながら一周して、昼食。
 ここで、保田のミス。朝、コーヒーを買ってくるのを忘れた。残っていた2人分のコーヒーを4人で分けて飲んで、まずは、至福の一服。

 この後は、尾瀬ケ原の池塘や可憐な花々、イモリや八丁トンボなどに会って、そして快晴の青空をバックにした至仏山や燧ヶ岳を眺めながら、ゆっくりと散歩を楽しんで、東電小屋を過ぎ、15時半頃に元湯山荘へ。ここは唯一の温泉がある場所。
 まずは、貸し切り状態の温泉に入って汗を流し、個室に戻ってビールで乾杯。

 夕食までに、まだ時間があったので、ちょっと散歩のつもりで、スリッパを履いて、三条の滝方面へ。なんのことはない、平滑の滝の展望台まで行ってしまった。
この滑滝は素晴らしい。大きな大きな1枚岩で、日本一の規模ではないかと思う。

【2日目】
 私は夕食後にすぐに寝てしまったが、赤川さんから、夜の星空は素晴らしかったと聞いた。
 朝食前に外へ出て、隣の温泉小屋の前からは、朝霧にけぶる尾瀬ヶ原の白樺林が見える。気温は5℃ほど。半袖では寒かった。
 小屋のお弁当をザックに入れて、7時前には出発。
見晴らし十字路の弥四郎小屋の前のカフェテラスで、可愛いカフェ娘に誘われるまま¥400のコーヒーを。
 そして、堀さんのペースに合わせてゆっくりと尾瀬ヶ原の自然を楽しみながら、山の鼻へ。国民宿舎の前庭で昼食。ここのコーヒーは¥300。

 そして、鳩待峠までの登り坂をゆっくり歩いて、無事に山行は終了。

戸倉の駐車場からは、「奥利根ゆけむり街道」を湯の小屋温泉まで行き、温泉宿へ。
 まずは、露天風呂へ。太い柱、大きな梁の屋根、そして大きな石組の露天風呂で、源泉かけ流しの湯は弱アルカリ性単純温泉。筋肉痛・疲労回復の効能有り。

【3日目】
 朝風呂も露天風呂でゆっくりと。9時ごろに宿を出て、八王子に12時半頃には着き、昼食・旅費の精算をして、お開き。 

 全体的には、ほぼ、計画通りの時間で歩けたこととなる。堀さんの膝も何とか持ちこたえ、本当に良かった。
 なんと言っても、梅雨の晴れ間?の快晴に恵まれて、気の合う仲間との楽しい山行が出来ました。感謝。

写真は次を見てください。







山行ルートは下記



夏山 光岳2015/07/29 17:42

山行記録 光岳


7月26日~29日

 恒例の夏山登山は、南アルプスの光岳・聖岳を計画。
 これをやりきれば、遠藤さんの百名山完登の記念登山となるので、 3人で勇んで出発。

26日 晴れ
 豊田駅を8時に出て、飯田山本ICから天竜峡へ行き、昼食後、遊歩道を周回して、渓谷美?を楽しんだ後、下栗の里の民宿へ。
 日本のチロルと言われる下栗の里であるが、この宿のテラスからは、聖岳が良く見える。夕映えの茜雲の中に高く聳える姿は、正に、その名に相応しい山である。

27日 晴れ
 3時に起床。おにぎりの弁当を食べて4時前には出発。まだ暗い中を易老岳登山口へ。 しかし、暗い中で良く分からずに、便ヶ島の駐車場まで行ってしまった。
 支度をして30分程下り、登山口へ。そして、赤い吊り橋の登山口から、いざ、出発。
 最初から最後までのひたすら登り・登り尽くして、やっと易老岳山頂へ着く。ここで昼食後、三吉平から上り返して光小屋へ。いや~、長かった。
 宿泊の手続きをして、空身で光岳へ。

 遠藤さんは、ここで日本百名山の99座目として光岳を踏破。

 山頂からの展望はそんなに良くはないが、次の聖岳はその大きな姿を見ることが出来た。しかし、そこまでの距離は長いこと・・・・。
 光小屋に戻り、ビールで乾杯。 夕方近くには、何と、富士山が見えたのには感激。
 夕食は17時からで、てんぷら料理。
 明日の行程を話したが、どうも天候が良くない様子。まずは、易老岳に行って、そこで判断することで、就寝。
 夜はなかなか寝付けず、また、暑くて・・・、うとうとして朝を迎えた。

28日 雨のち曇り
 3時に起床。朝食は持参の乾燥米の混ぜご飯とみそ汁、鶏肉缶詰。
 バイオトイレで用を足して支度をしようとしたら、雨が降ってきた。傘やカッパを出したりと、雨対策をして、少し明るくなのを待って出発。
 易老岳に着いても雨。今回の山行は光岳のみとして、下山することとした。
 ここからは、一気に1500mほどの下りである。途中の馬ノ背あたりは、左右に転んだら、命は無いかもしれないと思われた。慎重に下る。
 面平まで降りて、昼食。まだ、残る下りの半分も怪我などしないように気を入れて下山。やっと、登山口に着く。長い下りだった。
 易老岳登山口まで車を取りに行き、下栗の里辺りで、宿に電話をして、予約を前倒ししてもらうことで了解してもらい、安心して、林道を下る。
 途中、龍淵寺に寄って、3年間は腐らないと言う「観音霊水」を汲んでお土産にする。なんとなく甘い感じのする名水である。
   宿の温泉は、近くの「かんらの湯」と同じの塩化物泉で、ゆっくり入って、太ももの張を揉んだ。
 ★ 累積標高差 約2100m
    合計距離  約25Km

29日 曇り
 朝食後、天竜村を経由して、一路、帰宅の高速を走る。豊田で昼食,清算をして、今回の山行はお開き。
 遠藤さんは、100座目の聖岳を近々に踏破する予定とのこと。
 恒例の夏山登山であるが、我々の齢も高齢となり、体力もだいぶ落ちてきた。そんな中で3人でワイワイと山行を楽しむことが出来ました。
 これからも、皆、健康を維持して、毎年の恒例山行を続けたいものだ。
 そして、遠藤さんが、無事に日本百名山完登されることをお祈りいたします。


写真は下のポイントをクリックください。






今回の山行ルートは下図を参照。